歴史の小部屋

斉明天皇

さいめいてんのう

斉明天皇のカード|構想・創造・世界

とにかく、想像することです。荒唐無稽な想像が、構想になり、計画になるには、細部まで思い描く力が必要です。その先にあるのは、わたしだけが知っていた未来。実現してしまえば、想像は過去になるのです。

キーワード

構想 / 創造 / 世界

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読み方のヒント

ここのカードを引いたとき、見つめてみたいのは、まだ誰にも見えていないけれど、あなたの中ではすでに始まっている世界です。 大きな構想は、最初から理解されるとは限りません。荒唐無稽に見えたり、遠すぎる夢のように思われたり、ときには、やりすぎだと言われることもあります。 けれど、細部まで思い描かれた想像は、ただの空想では終わりません。場所を選び、人を動かし、手順を持ち、少しずつ現実の輪郭を変えていきます。

斉明天皇ってどんな人?

斉明天皇は、飛鳥時代を生きた女帝です。もとは皇極天皇として即位し、大化の改新のあと一度退位しました。その後、孝徳天皇の没後にふたたび即位し、斉明天皇となります。 斉明天皇の時代には、宮を移し、大きな土木工事を行い、東北や朝鮮半島をめぐる外交・軍事にも関わるなど、国の内と外を大きく動かす出来事が続きました。特に、石上山へ通じる大きな水路は、当時の人々から「狂心の渠」と呼ばれたと伝えられています。 晩年には、百済を救援するため、自ら九州へ向かい、朝倉宮で指揮をとろうとしました。しかしその地で病に倒れ、亡くなります。斉明天皇は、大きな構想を抱き、場所を動かし、人を動かし、まだ見ぬ世界を現実に刻もうとした人と言えるでしょう。

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