歴史の小部屋

絵島

えじま

絵島のカード|憧れ・偶像・まなざし

この世に、こんなに輝くものがあるなんて。ひとめ見ただけで心を奪われ、それ以来わたしの全てになりました。届かないからこそ憧れ、全てだと言いながら、届きたいと思ってはいないのかもしれません。

キーワード

憧れ / 偶像 / まなざし

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読み方のヒント

このカードが示すのは、あなたの心を奪っている圧倒的な光です。 憧れは、心を動かしてくれる大切な力です。美しい人、才能のある人、華やかな場所、まだ届かない世界。そうしたものに照らされることで、自分の活力を取り戻すことにもつながります。 ただ、強すぎる光は、照らされたものの輪郭を溶かし、その目をくらませることもあります。光を浴びた自分自身を今一度、見つめ直してみましょう。

絵島ってどんな人?

絵島は、江戸時代中期に大奥で御年寄を務めた女性です。七代将軍・徳川家継の生母である月光院に仕えていました。 今でいうなら、これは元祖・推し活の物語だったのかもしれません。絵島は、閉じられた大奥の外にある歌舞伎の世界に心を奪われた人として語られています。 正徳4年、絵島は主人の代理として前将軍・徳川家宣の墓参りに出かけます。その帰りに芝居小屋で人気歌舞伎役者・生島新五郎の芝居を見物し、その後の宴席などを経て、大奥の門限に遅れたことが問題となりました。 この出来事は、やがて江島生島事件と呼ばれる大きな処罰事件へ発展します。絵島は生島新五郎との関係を疑われ、高遠へ流されました。生島新五郎もまた遠島となり、多くの関係者が処罰されたとされています。

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